内容説明
中学・高校・大学入試いずれの場面でも、難関校ほど要求されるのは思考力。厳選した12の例題をきっかけに、思考力とは何かを体感し、その磨き方を紹介。小学校高学年は、思考力が一生のうちでいちばん伸びる、まさにゴールデンエイジ。「後のび」を左右するこの時期に大切な学習法、保護者の心がまえを、子どもの心理をふまえて提案している。パズル感覚で思考力をつける、「算数脳ブラッシュアップドリル」付き。
目次
第1章 「算数脳」とは思考力そのもの(思考力があるかどうかは算数でわかる;算数脳を構成する「見える力」「詰める力」 ほか)
第2章 「見える力」がなぜ必要か(図形センス―合同な4つの区画に分けるには?;空間認識力―外側の面積は? ほか)
第3章 「詰める力」がなぜ必要か(論理力―カギを入れる順番は?;要約力―消えたキャンディー ほか)
第4章 高学年からの磨き方(パズルの手作りに挑戦―馬の足跡をたどれ!;生活の中で考える―おつかい ほか)
第5章 「後のび」する子を育てるために(子どもの「スイッチが入る」のはどんなとき?;知っておいてほしい、親としての心がまえ)
著者等紹介
高濱正伸[タカハママサノブ]
「花まる学習会」代表。1959年熊本県生まれ。東京大学・同大学院卒。幼児から大学受験生まで数多くの生徒を指導する中で、学力の伸び悩みや人間関係での挫折、ひきこもり傾向などの諸問題は、幼児期・児童期の環境と体験に基づいていると確信し、1993年、「花まる学習会」を設立。思考力や作文、野外体験などを重視した独特な指導方法で注目を集めている。また、算数オリンピック委員会理事を務めるほか、思考力をテーマとした授業を公立小学校で実施したり、父母向けの子育て講演会を各地で行ったりと、精力的に活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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