内容説明
2172年、パリの街で偶然出会った路上生活者の二人の少年、ジュロームとマックスは、合気道学校長・イーブによって合気道学校“アイキ・リブリウム”へと強制的に連れて行かれる。そこでは、合気道開祖・植芝盛平が成したといわれる武道の最高技法“神技”を蘇らせる試みがされていた!二人を待ち受ける“神技”へ至るための過酷な稽古、そして残酷な運命とは?近未来を舞台に、“神技”を巡る数々の謎と少年たちの成長、そして巧みな心理描写を用いた武道極意の世界の表現を融合させた、これまでにない武道小説。
著者等紹介
ショア,ガディエル[ショア,ガディエル][Shorr,Gadiel]
1967年、イスラエル生まれ。イギリス在住。合気道六段。1989年初来日し、養神館本部道場で塩田剛三宗家から手ほどきを受ける。現在は、養神館イスラエル本部道場代表(イスラエル)、浄誠館道場代表(イギリス)、GBJ(Gadi Breathing Method in Japan)代表(日本)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
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合気道はエンターテイメントの素材としては扱いにくいということを再認識。正直自費出版レベル。書店で売るなと言いたい。2012/10/05
JACK
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◎ イスラエル出身でイギリス在住の合気道家が描く小説。合気道の開祖以外は到達できなかった究極の「神技」。その技の復活のため、力に飢えた男イーブは、ストリートチルドレンの少年2人を訓練する。しかし、「神技」の復活には精神的にも肉体的にも限界を超えた修練が要求される。イーブはより優れた少年を残し、もう1人は殺すと宣告するが・・・。誤字脱字だらけで閉口しました。あと、訳が悪いのか元の文章が悪いのか読みにくい。しかし物語は面白く、続きが読みたくなりました。2009/01/15