目次
1 信仰の表現―祈りの姿(『山王霊験記』の成立と改変;守屋家旧蔵本騎馬武者像の像主 ほか)
2 寺院とその周辺―鴨川五条・清水寺の風景(参詣曼荼羅の空間構成―『清水寺参詣曼荼羅』を素材として;中世的「勧進」の変質過程―清水寺における「本願」出現の契機をめぐって ほか)
3 絵図と相論―霊場・浦・庄園(葛川・伊香立庄論考―鎌倉期における葛川住人と伊香立庄百姓の争い;『菅浦絵図』の成立 ほか)
4 絵図・絵図史料論(寺社絵図;絵巻きの詩書―物語絵巻と縁起絵巻 ほか)
著者等紹介
下坂守[シモサカマモル]
1948年石川県金沢市に生まれる。1974年大谷大学大学院文学研究科修士課程修了、2001年京都国立博物館学芸課長、現在に至る。2003年博士(文学)
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