富士見ミステリー文庫 かりん 増血記―恥じらいダイアリー〈１〉

甲斐 透【著】/影崎 由那【原作】

KADOKAWA（2006/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 250p／高さ 15cm
• 商品コード 9784829163399
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

真紅果林は落ちこぼれの吸血鬼で、血が増えてしまう増血鬼。誰かを噛んで供血したり、鼻血を噴いたりな日々を、妹の杏樹や同級生の雨水健太にばれないようフォローしてもらっている。今日も増血した果林が、公園で女の人を噛んで供血してしまった！妹の杏樹を呼び、噛んでしまった女性の記憶を消してもらい登校するが…。噛みついた女性は椎葉場高校の購買のお姉さん！？しかも、なぜだか果林のことを覚えている！？さらに、そんな果林の行動を怪しんで探ろうとする少女まで現れ、果林と健太に接近しはじめた―。このままでは、果林の正体がばれるのも時間の問題だ！周りはピンチだらけの増血鬼に、平和な学園生活は訪れるのか！？月刊ドラゴンマガジンに好評連載中のコミカル学園バンパイア・ミステリー初の連作短編集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[碧海いお]

タイトルに恥じらいダイアリーとついてますが、内容は相変わらず。 雨水と果林が付き合っていない頃の時系で青さがある。外伝の杏樹の運動のブギーの話がよかった。

2020/11/14