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内容説明
シェクティはついにレマと結ばれた。今にして思えば、自分はいつの日にかこうしてレマに抱かれることを望んでいたのだ―。そうシェクティは愛する男の腕の中で思うのだった。巫女ロナルカティの故郷で、忙しくも幸せな日々を過ごすシェクティとレマ。しかし、その幸せも長くは続かなかった。シェクティを想うあまり、“魔王”ダーラが暗き野望とともに二人の前に現れたのだ。そして彼の語る言葉は、シェクティの心をずたずたに引き裂く―。一方邪神の魔の手は、確実に世界を破滅へと導きつつあった…。雄大なる構想のもとに、足掛け七年におよんだ人気シリーズついに完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マサトク
1
完結。30年近く熟成してようやく。面白く読めた、けど、物語というよりよくできた神話設定を読まされている感じもあり(特に世界再生のあたり)、そこはもうちょっとダイナミズムあっても良かったんじゃないかと思う。本当はこういう作品もきっちり生き残って欲しかったんだけだど、ほぼ絶えている気もして残念。2024/12/14
洪七公
1
既読本1996/05/08
maddroid02
1
あることを確かめるために読み直してみたけれど、結論から言えばこの本では無かった。ただ探していた本のヒントはまた思い出したので無駄では無かった。それにしてもあったと思ったシーンも無かったので、なにかまた別のほんと混ざっていた感じ。文体が似ていて神様も出てきて、他の嵩峰作品だろか。2018/06/02