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内容説明
伏し目がちな少女が舞台に立ち、両手を広げる。伴奏するバンドもなく、その娘―マルガリータの声のみがホールに響いた瞬間。空気の色が変わった…。辺境の砂漠で“なんでも屋”を営む火乃香のもとに舞い込んだ依頼は、“氷の天使”の異名を持つ歌手マルガリータの護衛の依頼だった。文字通り人の心を奪ってしまう歌い手に隠された秘密とは!?(「いつか時が流れても」より)月刊ドラゴンマガジンに掲載された幼少の頃から、駆け出し時代まで様々な時代の火乃香の短編に表題作の中編を加えた(オマケに火乃香母のエピソード付き!)ザ・サード初の短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲシャン
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火乃香VS恐怖を植え付けられた実験用自動歩兵/火乃香とボギーの過去の話/砂漠を歌いながら歩いて行ってしまった機知生命体との出会い/火乃香の養母のキャラバンのお話/いつか時が流れても-歌い手マルガリータの話-、の5篇。火乃香の過去とキャラバンの話は楽しかった。さすが火乃香を育てただけあるというか、強い母親だなとw。[いつか時が流れても]もしっかりとこの先への伏線になってるみたいだし面白かったです2012/09/22
月兎
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火乃香がキャラバンから独立したての頃のエピソードが入っているので、そちらに興味があった方にはおすすめです。 レオノーラのエピソードもそうですが、本当にこのシリーズは生きることについて考えさせられますね。 ちょっと耳に痛い台詞も多いものの、今回も何度も泣きそうになってしまいました。 この短編集はどの話も好きです。http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-265.html2011/07/15
月兎
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http://tukito.blog.shinobi.jp/Entry/445/2009/07/05
fut573
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再読。短編集。登場人物の過去話などを知ると本編への感情移入が増す。だから外伝は好きだ2009/04/29
にき
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