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内容説明
焼っけったかな、焼っけったかな、お昼ごはん―至福のときをぶち壊す爆音あたりに響かせて、現れいでるは魔道士姿のおっちゃんと黒装束の暗殺者!今や遅し。満ちる殺気と辺りに漂う緊張感に背を向けて、お魚さんが焼き上がるのを待つリナ=インバースを巻き込み、生殺与奪の陰謀劇は始まった!?世界を制するといわれる『煙の出ない魚焼き網』を狙い、暗殺者が、バカ笑い女がリナと魔道士のおっちゃんを襲う!果たして、この魔法の道具をリナは守ることができるのかっ?ってゆーか、ホントに『魚焼き網』で世界がこの手にっ?いろんな意味で謎まみれな表題作『スクランブル・グリル』に、『呪術士の森』書き下ろし新作『ヒゲ、ふたたび』他を収録した新作短編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
10
表題作の魚を焼くリナは本編第一巻を想起させる。「眠る宝は誰がために」のヒゲで攻撃してくるおっさん・シドのインパクトはものすごいな・・・。2013/04/17
海星梨
8
KU。動物保護団体とか「いそうな」人間をギャグに落とし込むのマジで天才ですよね……? 今回は、キャバクラにつぎ込むロクデナシ親子笑 最後の書き下ろしはナイスナーガ。2023/01/28
読み人知らず
4
ろくでなしの親子の話が好きだ。だまされやすくてろくでもない。こういう親子ってほんとにいそうでいたら迷惑2013/10/20
ホームズ
2
簡単に読めるシリーズ(笑)2000/11/30
腰ナス
1
ヒゲの攻撃には笑える。ラストの短編の脇の甘さというか想像以上のバカのせいで全体が崩壊していく感じが最高。あけっぴろげなバカは好き2016/01/14