幻想の津軽王国―『東日流外三郡誌』の迷宮 (新装版)

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幻想の津軽王国―『東日流外三郡誌』の迷宮 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784826501897
  • NDC分類 212.1
  • Cコード C1021

出版社内容情報

『東日流外三郡誌』は、偽書か真作か? 多くの謎に包まれた『東日流外三郡誌』は、三春藩藩主秋田家の家史として藤井伊予・秋田孝季・和田長三郎吉次らによって江戸時代寛政年間に編纂されたものだという。和田家に伝わる厖大な史料群は果たして従来の歴史観を一新する史料なのだろうか。現地調査と徹底論争を通して『東日流外三郡誌』の偽作の構造を解読する。

第一部 魔界彷徨篇 一 和田家文書における真発見/二 北辰のロマン派/三 アラハバキの原像と大元神信仰/四 日本のアトランティス「十三湊」/五 『東日流外郡誌』と東北「巨石文明」/六 奥州藤原氏をめぐる七つの謎/八 『秀真伝』のツガル伝承第二部 破邪顕正篇 一 津軽独立王国を建設した? 荒吐族/二 日高見国と古代東北王国 /三 「和田家史料」群と『竹内文献』/四 和田家史料群調査顛末/五 「安日長髄」に関する暫定所見/六 『市民の古代ニュース』より付録 特別史料篇 一 一九九三年二月二二日付 古田武彦先生宛書簡/一九九三一年五月十八日付 昭和薬科大学助手会会員宛書簡

1995年5月初版第一刷発行
1998年9月新装版第一刷発行

内容説明

多くの謎に包まれた『東日流外三郡誌』は、三春藩藩主秋田家の家史として藤井伊予・秋田孝季・和田長三郎吉次らによって江戸時代寛永年間に編纂されたものであるという。和田家に伝わる膨大な史料群は果たして他に類を見ない特異な内容を有し、従来の歴史観を一新する可能性を秘めた史料なのだろうか。現地調査と徹底論争を通して『東日流外三郡誌』の偽作の構造を解読する。

目次

第1部 魔界彷徨篇(和田家文書における新発見;北辰のロマン派;アラハバキの原像と大元神信仰;日本のアトランティス「十三湊」 ほか)
第2部 破邪顕正篇(津軽独立王国を建設した?荒吐族;日高見国の謎と古代東北王国;「和田家史料」群と『竹内文献』;和田家史料群調査顛末 ほか)

感想・レビュー

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hyena_no_papa

4
1990年代前半、古田氏のもとで「和田家文書」の調査解明に携わった原田実氏が、いかにして受容から懐疑へと転向したか?赤裸々にさらけ出す。氏が一時的にこの文書群に惹かれたのは膨大な知識を持つ故か。そこからの脱却に苦闘する〝人間・原田実〟が自身の筆であからさまに描かれる。原田氏に人間としての「実」を見るとすれば、古田氏には人間としての「虚」を見る思いがする。原田氏が真贋に関する論争は「終息している」と述べた10年余の後、古田氏は自身の言う「史料批判」を忘れた「汚れた手」によって「寛政原本」を見い出すことに。2020/10/02

Hiroshi Minami

2
偽書『東日流外三郡誌』研究の顛末。研究者がいかにして「ラヴィリンス」に囚われ、抜け出るか、その知的足跡をたどることは、多くのことを教えてくれる。2013/02/14

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