環状道路の時代

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  • サイズ A4判/ページ数 199p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784822220457
  • NDC分類 685
  • Cコード C3051

内容説明

近代以降、着実に環状道路を整備してきた海外の主要都市とは対照的に、自動車交通の急増に追われ、放射道路の整備に偏重してきた日本は、交通の一極集中による様々な都市問題を抱え込むことになった。ようやくいま、日本の各都市は「環状道路の時代」を迎えようとしている。古今東西の環状道路の歴史を踏まえて、道路と都市のあり方を探る。

目次

1章 古代の道路―巨大帝国と日本(古代ペルシアからローマの道へ;日本の古代道、国力をかけて建設)
2章 モータリゼーションと自動車専用道路(自動車の誕生からモータリゼーションへ;自動車専用道路の誕生と進展)
3章 混雑する都市と環状道路の誕生(環状道路の誕生と多様な機能;世界の大都市と環状道路)
4章 日本の環状道路―都市再生をかけて(首都圏―3環状9放射;大阪都市再生環状道路;関西の3環状;名古屋圏・福岡圏・仙台圏の環状道路)
資料編

著者等紹介

川勝平太[カワカツヘイタ]
国際日本文化研究センター教授、総合研究開発機構(NIRA)理事。1972年学士(早稲田大学)、75年修士(同大学大学院)、85年D.Phil.(Oxford)、90年同大学教授を経て98年から国際日本文化研究センター教授。故小渕首相主宰「21世紀日本の構想」懇談会の中心メンバー。国土審議会委員。専門は比較経済史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

11
この本は川勝先生(静岡県知事)が監修されていてこのような本も監修されるのだなあと驚いたことがあります。今の役職につながっているのかもしれません。今やっと圏央道も完成間際になっていますが、環状道路の役割を都市工学や物流の観点から世界のいろいろな都市の例を挙げて説明してくれています。写真や図を多用しておりわかりやすい本だと感じました。2014/06/19

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