内容説明
横山やすし・最後の弟子が描く、天才漫才師の素顔。
目次
1 天才漫才師たつ
2 世紀のトラブルメーカー
3 復活を夢見て
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nuntora
1
著者がやっさんと居た時間は2年半。その期間もちゃんと横山やすしは芸人だったことが綴られる。著者はやっさんにとって可愛い弟子だったんだろう。直ぐに弟子入りを許可されたのは珍しいらしいが、食事を急かすやっさんに合わせて味噌汁の早飲みのコツを自力で会得したりして、気配りの人であることを思わせる。その昔やっさんがノックの弟子だった時、その人の気質を見抜き完璧な世話をしたという。ようやく自分と同じ気遣いの弟子を得てさぞ嬉しかったに違いない。著者とやっさんの漫才、見たかった。2024/03/13