目次
第1章 少年期
第2章 青年前期
第3章 青年中期
第4章 青春
第5章 たたかいの日々
第6章 愛知県の「西尾」の町で
第7章 法曹への日々―京都
著者等紹介
夏目文夫[ナツメフミオ]
大正14年(1925)5月3日、愛知県春日井市(当時勝川町)に、父政治郎、母つるのの長男として生まれる。生後2カ月の時、小児マヒになり、歩行能力を失う。昭和7年(1932)7歳。4月、前年に移った東加茂郡下山村の大沼尋常高等小学校尋常科に入学。その後、4回転校。昭和13年(1938)13歳。3月、一宮第四小学校を卒業。4月、一宮第二尋常高等小学校高等科に入学するが、翌年3月退学。以来、家での生活が続く。昭和17年(1942)17歳。晩秋の頃、松葉杖によって初めて立つ。昭和20年(1945)20歳。4月、家庭用品小売統制組合事務員となる。翌年3月、退職。昭和21年(1946)21歳。12月、専門学校入学者資格検定試験を受け合格。昭和22年(1947)22歳。7月、高等試験予備試験を受け合格。年末、洗礼を受けキリスト教信者になる。昭和25年(1950)25歳。4月、法曹の道を断念し、牧師になるため同志社大学神学部に入学。昭和29年(1954)29歳。3月、同志社大学卒業。4月、同大学院神学研究科入学。昭和31年(1956)31歳。3月21日、修士課程修了。翌22日、水野雅子と結婚。4月、西尾市の日本基督教団西尾教会牧師として赴任。昭和33年(1958)33歳。4月、牧師であることへの訣別を固め、7月、西尾教会を辞める。その後夫婦で学習塾を経営するかたわら、法律の勉強を独学で始める。昭和39年(1964)39歳。8月、塾経営を辞め西尾から京都に移る。昭和41年(1966)41歳。9月、司法試験に合格。翌年から司法修習生として学ぶ。昭和44年(1969)44歳。4月、弁護士になる。その後、水俣病京都訴訟など精力的な活動を続ける。平成元年(1989)64歳。3月、『人間の詩』(かもがわ出版)を出版。平成10年(1998)73歳。6月、転倒し、頭蓋骨骨折。低体温療法等の治療を受け生還する。平成12年現在、友人・知人等のあたたかい励ましを受け、自宅療養中
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