目次
1章 大反乱(The Mutiny、一八五七‐五八)以後のインドの統治体制
2章 メトロポリタンとアングロ・インディアンのインド認識の隔たり
3章 インド各地で働くアングロ・インディアン
4章 北西フロンティアと兵士たち
5章 内なる不安
6章 高原の都
7章 二つの社会の狭間
8章 帝国の内外
9章 現実と夢と―二つの少年の物語
10章 世紀の転換
11章 アングロ・インディアンの帰郷
著者等紹介
北原靖明[キタハラヤスアキ]
1935年福岡市に生まれる。小学校5年まで旧満州で過ごす。1955年福岡高等学校卒業後、東京大学理科2類に入学。1959年東京大学農学部農芸化学科卒業。同年大阪の大手製薬会社入社。工場、研究所、米国の特許法律事務所、知的財産本部などで、医薬品の開発、製造、技術管理に携わった。1995年退職。1996年10月、英国ウォーリック大学の人文学部大学院入学、現代英国研究を専攻。1998年1月、修士号を取得。4月、大阪大学の大学院文学研究科に入学、文化形態論(西洋史学)を専攻。2001年9月、論文「大英帝国とその周縁への、世紀転換期(1877‐1910)アングロ・インディアンのまなざし」で、文学博士号を取得。現在、旧英国植民地についての研究を続けている
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