身体のダイアローグ―佐藤学対談集

個数:

身体のダイアローグ―佐藤学対談集

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年06月03日 04時51分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784811806655
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

ポスト・バブル、ポスト・オウムの思想と文化の混乱を読み解き、教育を覆うニヒリズムを内破して、学びの身体を蘇生する八編の対話。
〈学び〉〈ケア〉〈祈り〉へとむかう越境する教育学。

I  喪失する身体
  ★教育における死と身体×養老孟司(解剖学)
   ……唯脳化社会から生身のからだをとり返す
  ★分裂する魂と肉体×藤原新也(写真家・作家)
   ……「透明な存在」を生きる子どもたちへ
  ★魂の危機を越えて×中沢新一(宗教学)
   ……祈りの復権へ
II 表現する身体
  ★ことばはからだぐるみで×谷川俊太郎(詩人)
   ……できあいの物語を拒絶する
  ★創造という経験×三善晃(作曲家)・松岡心平(日本中世芸能)
   ……「自己表現」の呪縛を超える
  ★装置としての学校×芦原太郎(建築家)・鮎川透(建築家)
   ……建築を変えたら、何が起こる?

III 越境する身体
  ★若者たちの二十一世紀×趙 恵貞(文化社会学)
   ……「生産と競争」から「再生産と循環」社会へ
  ★国民国家と教育×栗原 彬(政治社会学)
   ……近代の歴史観と教育の脱構築を構想する

内容説明

多様なジャンルを交差する8編の対話は、ポスト・バブル、ポスト・オウム以後の思想と文化の混乱を読み解き、教育を覆うニヒリズムを内破する言葉を創出して、学びの身体を蘇生する。

目次

1 喪失する身体(教育における死と身体―唯脳化社会から生身のからだをとり返す(養老孟司)
分裂する魂と肉体―「透明な存在」を生きる子どもたちへ(藤原新也)
魂の危機を越えて―祈りの復権へ(中沢新一))
2 表現する身体(ことばはからだぐるみで―できあいの物語を拒絶する(谷川俊太郎)
創造という経験―「自己表現」の呪縛を越える(三善晃;松岡心平)
装置としての学校―建築を変えたら、何が起こる?(芦原太郎;鮎川透))
3 交差する身体(若者たちの二十一世紀―「生産と競争」から「再生産と循環」の社会へ(趙恵貞)
国民国家と教育―近代史を脱構築する(栗原彬))

著者等紹介

佐藤学[サトウマナブ]
1951年広島県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。教育学博士。東京大学大学院教育学研究科教授。教育方法学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寛生

48
【図書館】内田が「死と身体」で言及していた本。やはり「死」が日本社会のあらゆる所で排除されタブー視されているから、「生」や「身体」「五感」もバランスを崩している。思っていたよりも、社会では言葉と身体性のバランスも崩壊している。身体性がない言葉、インフラで溢れる言葉の洪水。子供たちの芸術に感動することも何かに憤る感情さえも、市場主義経済と携帯文化が奪いさっていったのか?商品を消費するだけのモードが溢れる社会の中で子供たちは気力を失っている。だが中沢や佐藤は祈りについて語り始め、新しい共同体を模索する。2014/10/27

HIRO1970

3
☆★☆10年くらい前の本ですが、この中で語られている問題は全て現在進行形の問題です。身体という視点から教育を考えると見えてくる・・・。各界の第一人者との対談は非常に興味深いものでした。2013/03/31

時折

2
五年ぶりくらいの再読。いろいろな対話の中に刻まれているずっしりとした確かな認識がベースにあっての教育実践なんだと思うと、この人の凄味がじわっと伝わってきます。2010/06/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/507213
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品