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暗やみの中のきらめき―点字をつくったルイ・ブライユ

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784811389752
  • NDC分類 K289
  • Cコード C8098

内容説明

世界中の本を、すべて読みたい。そこに書いてあることを知りたい、物語を聞きたい。熱い思いを抱いた小さな盲目の少年が点字を発明するまでを、フィンランドの男の子レオの目を通して見つめます。二〇一一年度アーヴィド・リーデッケン賞受賞作。二〇一一年度IBBY障害児図書資料センター推薦図書。

目次

パリ、王立盲学校
フィンランド、現代
一八一二年フランス、クーブレ村
一八一四年クーブレ村
フィンランド、現代
一八一五年クーブレ村
フィンランド、現代
一八一九年二月パリ
一八一九年パリ、王立盲学校
一八二〇年春パリ
一八二一年、パリ
フィンランド、現代
一八二二年~一八三九年 パリおよびクーブレ村
一八四〇年 パリ、王立盲学校
一八四二年~一八四四年 パリ
フィンランドとフランス

著者等紹介

ディークマン,マイヤリーサ[ディークマン,マイヤリーサ] [Dieckmann,Maijaliisa]
1934年生まれ。フィンランド在住。主にYA作品や歴史をテーマとした読み物を手がけ、著作は30冊以上にのぼる。2003年『ピリッタの修道院(未邦訳)』でトペリウス賞受賞。2011年、『暗やみの中のきらめき―点字をつくったルイ・ブライユ』にてアーヴィド・リーデッケン賞を受賞。教師の経験を持つ

古市真由美[フルイチマユミ]
やまねこ翻訳クラブ会員。都内でフィンランド企業に勤務するかたわら、フィンランド文学の日本への紹介につとめている

森川百合香[モリカワユリカ]
女子美術大学造形科洋画専攻卒業。教科書・雑誌・カレンダーなどのイラストでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

かもめ通信

22
やまねこ翻訳クラブの古市真由美さんが訳されたフィンランド文学。主人公は現代フィンランドに生きるレオ少年と、200年ほど前のフランスに生きたブライユの2人。視覚障害を持つレオが授業でルイ・ブライユの生涯を聞くという設定なので、レオの気持ちに寄り添うことで、ルイ・ブライユの偉業がよりリアルに感じ取ることができるようになっている。と同時に、行間から、社会が戦争など暗い時代に向かうとき、一番に切り捨てられ、犠牲にされるのものはなにかということや、フィンランドの優れた教育環境についても読み取ることができる良書。2018/05/14

杏子

10
西日本読書感想画指定図書高学年向け。今から200年前に初めて点字を作ったフランスの少年ルイ・ブランユの伝記と、フィンランドに住む現代の少年レオのフィクションの部分が交互に語られていく。二人とも目が見えないというハンディキャップを負っているという共通点があった。だが、それだけではない。点字を介して目が見えない人でも、本を読んで知識を深めたり、楽譜を読んで音楽を奏でたりといったことができるのだと信じている。その素晴らしい点字を作ったルイも、クラスのみんなと楽団を作って演奏して儲けたお金でいつかルイの生家に行こ2014/05/24

くるり(なかむらくりこ)

4
点字の発明者ルイ・ブライユの伝記と、現代フィンランドの盲目の少年レオの日常の物語が交互に語られる。「世界は本を通じてひらかれる」というルイの言葉通り、いろいろな世界への扉を開いてくれる。点字の成り立ちはもちろん、ルイが生きた200年前のフランスの社会情勢、フィンランドの文化と子どもたちの生活、そして、目が見えない人たちの生きる世界(の一部)にも。偉人ブライユの伝記として優れているだけでなく、ルイとレオというふたりの少年の時と場所を越えた「友情」物語としても心温まる、本当によい作品。2013/11/29

shoko.m

2
若くして点字を発明したルイ・ブライユの伝記に、現代のフィンランドの盲目の少年の学校での様子がうまく絡み合いながら物語が進んでゆく。小さいころに目がみえなくなったルイの、世界を知りたい、本を読みたいという気持ちがひしひしと伝わってきた。伝記としても物語としても、心があたたかくなる作品。2014/02/01

ろくべえ

1
〈公図〉★★★★★ 小4くらい〜 小5ブックトークで。ただのルイ・ブライユの伝記ではなく、現代のレオ少年の物語が同時進行で進んでいくことで読みやすく、ルイ・ブライユのストーリーにも厚みが増して、最後の感動場面まで一気に読めてしまう。とかく子ども向けの偉人の伝記は、事実を追うあまり底の浅いものも多いと感じるが、この本は大切なエピソードが丁寧に描かれていて心に深く響いた。時代背景もとてもわかりやすく描かれていて、挿絵や想定も素敵♪ぜひ小学生に勧めたい一冊。2015/11/25

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