子殺し―猪木と新日本プロレスの10年戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784796669870
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0076

内容説明

新日本プロレスの長き「迷走」を描き切る迫真のドキュメント。

目次

第1章 「邪道」の流儀
第2章 惨劇―橋本vs小川の真実1
第3章 濁流―橋本vs小川の真実2
第4章 プロレス喰い―永田裕志の戦い
第5章 「飛び級」志願―野獣・藤田の実像
第6章 「強さ」を追う者―石澤常光の心象風景
第7章 ヒクソンの亡霊

著者等紹介

金沢克彦[カナザワカツヒコ]
1961年北海道生まれ。青山学院大学経営学部卒業後、1986年新大阪新聞社に入社、「週刊ファイト」記者となる。1989年、日本スポーツ出版社に入社し「週刊ゴング」編集部入り。1999年「週刊ゴング」編集長に就任。2004年日本スポーツ出版社の経営陣交替を機に編集長を辞任、2005年に同社を退社。現在はテレビ朝日系「ワールドプロレスリング」、スカパー!「サムライTV」などの解説をつとめるかたわら、各種媒体へフリーの立場から寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

29
橋本、小川の章は確かにその後のプロレスを変えてしまった事件であり興味深い、 筆者の熱気をおびた文章は迫力があり惹きつけるものがある。ただなぜか読後感はすっきりしない、プロレス業界の内幕のせいか、それともプロレス人気の衰退のせいか…。2013/04/16

Masaru Yamada

11
40年に及ぶ新日ファンであり、UWF、PRIDEに熱狂したファンとしては本当に興味深く本書を読了。総合格闘技のリングに向かうプロレスラーの心境やその交渉プロセスなど、我々には想像できない心理状態だったと感じる。週プロ・ターザン山本派だった私も、時を経て本書を読了後、金沢の考えにも十分賛同も共感もできた。今のプロレスブームもこの時の暗黒時代を乗り越えたからこそ。そんな今だからこそ、もう一度あのセリフを聞きたい。「一番スゲーのはプロレスなんだよ!」2018/05/19

おおとろ

7
☆☆☆☆☆ 再読。橋本VS小川のことが詳しく書かれています。2023/02/17

atog2_435

5
プロレスはブッチャーとかマスカラスがいた時代までしか知らないかったど、この本を読んで久しぶりにプロレスに興味を持ちました。この本を読めば動画サイトで小川vs橋本戦を観たくなると思いますよ2018/09/30

西澤 隆

5
橋本は大きいサイズ服「MID」のひと、蝶野は「天才てれびくん」で、小川は「ハッスルハッスル」。僕が新日から離れてしまったあとの彼らの日々を「活字プロレス」で追体験すればファイトを知らない連中なのにリアルタイム体験を思い出すかのような気持ちになる。あらためて会場に行くのが難しい地方ファンだった僕は、古館の解説とおなじくらいプロレス誌を通してプロレスに関わっていたんだなと痛感する。ノンフィクションのようでいて実は作法に則った煽り。僕はそこにあっさり乗っかって興奮します。たぶん現実のプロレスを見るよりも(涙)。2016/10/31

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