内容説明
リングの上で闘いを見せるプロフェッショナルたちの目的は、カネである。誰が一番強いのか?…それは、ゼニをとれる男である。裸一貫でリングに立つ男たちの担保は、カネと己の肉体のみ。野生動物にも似た人間の凌ぎ合いは、ときに黒い世界への扉にも通じていく―。本書では、プロレス史に残る幾多の事件や騒動を通して、カネを巡るマット界の“もうひとつの真剣勝負”と“リングの外の真実”に焦点を当てる。
目次
第1章 リングとカネ(不相応な年収に負けたドラゴン藤波の“サラリーマン人生”;「ジャパンプロレス」引き抜き騒動に見る藤波辰爾「優柔不断」ルーツの検証;アナリストも厳重監視 株価下落が止まらない「ユークス」の憂鬱;「それだけは一生許さない」天龍源一郎が生涯かけて闘う「カネで動いた男」のレッテル ほか)
第2章 プロレス界“あの”真実(猪木「舌出し失神事件」25年目の真実 「猪木が試合前、私に漏らしたあるひとこと」;プロレス界“ゆく人くる人” 猪木を支えた「側近」たちの「それから」;裏ネタ満載『週刊ファイト』が受けた「抗議」と「取材拒否」全内幕;長州力vsGK金沢克彦「最後の対談本」に書かれなかった「内容修正」をめぐる壮絶攻防! ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
funkypunkyempty
1
★★★★ ゴシップ本?って思う程度の1冊だが、残念ながら自分はこの手の本が嫌いではないということを突き付けられてしまい、ちょっと複雑(苦笑)。まだ同じ系統の本があるので、楽しみです✌️2021/10/17
Tak
1
押し入れの中から発掘し再読。新日本暗黒時代の本で読み返すとそう言えばそうだったなと言った感じ。出てくるライターが今と変わらない所がある意味凄く新進気鋭のライターがいないと言う事が分かります2019/11/16
moriokandream
0
新日本の1985年~2006年のメインカード20年史、消滅してしまった「週刊ゴング」の1984年~2007年の表紙を飾った回数ランキングなどのデータが面白かった。2012/03/12
もるもる
0
新日関連の話が多い。複数のライターによる分筆だが、元ゴング関係者の記事に馴染めないのは自分が週プロ派だったからだろうか。このテーマなのにNOAH・全日分裂時の話がないのは不自然な気もする。2009/09/18
りぃ
0
2006・7年の既刊の合本、よって新日が迷走中。『力説』が読みたい。2008/12/30
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