内容説明
ニーチェ、フロイト、ヘッケル、マックス・ミュラー、オットー・グロース、バッハオーフェン、ロマン主義自然哲学、反ユダヤ主義、民族主義思想、生の哲学、ミトラ教、一元論信仰、地質学、進化論、神智学…西洋的知の遺産のパッチワーク。ユングにまつわる歴史的資料の検討や著述の文献批判を通して、思想史学、社会史学的方法論により、ユングとユング理論の実相を探る。科学的ユング批判の口火を切る待望の書。
目次
第1部 C・G・ユングの歴史的文脈(歴史的実在としてのユング;世紀末;フロイト、ヘッケル、ユング―自然哲学、進化生物学、世俗的再生;世紀末の神秘主義と再生の約束;民族主義的ユートピア理論と太陽崇拝;『リビドーの変容と象徴』)
第2部 カルトの前奏曲―年代記と伝記(霊魂、記憶イメージ、神秘への憧れ;オットー・グロース、ニーチェ哲学、母権的新異教崇拝;「母たち!母たち!何と奇妙な言葉だろう!」;幻視による集合的無意識の発掘―1909‐1915年;集合的無意識、内なる神、そしてヴォータンの詩)
第3部 ユング・カルト(集団心理学における秘かな実験;「秘密の教会」)
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