内容説明
これまでの中国民族問題の研究は、少数派民族の民俗文化と経済状況の紹介に重点が置かれてきた。本書は中国共産党成立前後から現代にいたるまでの民族問題の動きを歴史的・国際的視点から詳細に分析し、アジア社会主義国家・中国と民族問題がどのような関わりを持つかを展望する。
目次
第1章 幻の「諸民族の自決」―初期共産党とコミンテルンの民族政策をめぐって
第2章 文化大革命と新彊辺境―中国社会主義と民族の行方
第3章 国際政治の変遷
第4章 民族・国家・階級―現代中国の逆説
これまでの中国民族問題の研究は、少数派民族の民俗文化と経済状況の紹介に重点が置かれてきた。本書は中国共産党成立前後から現代にいたるまでの民族問題の動きを歴史的・国際的視点から詳細に分析し、アジア社会主義国家・中国と民族問題がどのような関わりを持つかを展望する。
第1章 幻の「諸民族の自決」―初期共産党とコミンテルンの民族政策をめぐって
第2章 文化大革命と新彊辺境―中国社会主義と民族の行方
第3章 国際政治の変遷
第4章 民族・国家・階級―現代中国の逆説