内容説明
大リーグが黒人選手を受け入れたのは第二次大戦後こと。ペイジは黒人として初めて大リーグのマウンドにのぼった投手となった。その時なんと42歳、そして59歳まで大リーグで登板した。人種的偏見にも超然とふるまったペイジこそが、球場の差別の壁を取り払った革命のリーダーだった―アメリカ野球界の真の歴史と伝説の名勝負をユーモラスに綴った自伝。
目次
ヘジテイション・ピッチ
兵士たちのために投げたい
専用飛行機でツアー
再婚、そして子供を持つ
ついにメジャー・リーグ入り
大リーグでも速球で完封
ワールド・シリーズ初めての黒人投手
不老の法則
解雇、巡業、そしてまた大リーグへ
偏見は残っていた〔ほか〕