内容説明
本書は、レヴィナスの章などを増補した1982年刊の改訂第三版の翻訳であるがこれほど広範囲に現象学運動を概説した著作は他に類を見ない。現象学研究文献の基本・根幹図書であり、思想・哲学の学徒の必備本。
目次
第1部 準備期(フランツ・ブレンターノ―現象学運動の先駆者;カール・シュトゥンプフ―実験的現象学の創始者)
第2部 ドイツの現象学運動(エトムント・フッセルの純粋現象学;初期の独創的な現象学運動;本質の現象学;ニコライ・ハルトマンの批判的存在論における現象学;現象学者としてのマルチン・ハイデガー)