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内容説明
89年天安門事件発生への底流ともなった厳しい公安監視網、身分制度、党官僚の特権、コネと裏口、若者たちの冷笑と苛立ち、復活した売春、一方で根強い儒教思想や禁欲的道徳律、そして人々に刻まれた文革の深い傷跡など、現代中国社会の驚くべき内実を明らかにする。日本翻訳出版文化賞受賞。
目次
序章 虎口逃生
第1部 あらゆる「関係」(洋鬼子もてなしの術―面子・礼譲・警戒;「どこの所属、同志?」―身元の確認;身分の差は歴然―階級なき社会の内実;裏口あの手この手―生きるための知恵;苦汁をなめる―少女力華の話)
第2部 愛情の問題(愛情と性―喜びなきセックス;天の半ばを支える―女子たるものの心得;出路なし―抑圧される青春;子育てと親子関係―中国の行く手は?;滔々たる反逆の流れ―父を告発した娘)
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