内容説明
日本人の歴史が刻み込まれている『古事記』や『今昔物語』のなかに作家の深層心理を探り、豊臣秀吉をアドラーの劣等感理論で論じ、須佐之男、倭建、和泉式部、鴨長明、西行、一遍、吉田兼好、松尾芭蕉、西鶴、近松門左衛門、上田秋成らを、フロイト、ウィニコット、クレッチマー、土居、ラカンらの分析理論で解く。
目次
精神分析学からみた日本歴史
原始・古代ヘの精神分析学的視点
中世ヘの精神分析学的視点
近世への精神分析学的視点
古代史を彩る須佐之男と倭建
『今昔物語』にみる海人族の影
黎明から薄暮への古代文学
『和泉式部日記』の奔放な性
『方丈記』にこめられた攻撃性
中世隠者たちの自己修復
『お伽草子』と山人または山窩
『古事記』『今昔物語』『お伽草子』のなかの神
芭蕉のものぐるい
生の本能の西鶴から死の本能の近松へ
『雨月物語』と『四谷怪談』の深層にある性
ある朱子学者の多病多憂
黄表紙の表れた享楽と退廃
-
- 電子書籍
- 既婚者サークル~妻と夫の別の顔~ 第7話
-
- 電子書籍
- 最強の魔導書は黒歴史ノート!?~召喚さ…
-
- 電子書籍
- ゲーマーズ×ダンジョン 僕はゲーム依存…
-
- 電子書籍
- リファレンスフリー蛍光X線分析入門 K…