日本歴史の精神分析

日本歴史の精神分析

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784788787360
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0021

内容説明

日本人の歴史が刻み込まれている『古事記』や『今昔物語』のなかに作家の深層心理を探り、豊臣秀吉をアドラーの劣等感理論で論じ、須佐之男、倭建、和泉式部、鴨長明、西行、一遍、吉田兼好、松尾芭蕉、西鶴、近松門左衛門、上田秋成らを、フロイト、ウィニコット、クレッチマー、土居、ラカンらの分析理論で解く。

目次

精神分析学からみた日本歴史
原始・古代ヘの精神分析学的視点
中世ヘの精神分析学的視点
近世への精神分析学的視点
古代史を彩る須佐之男と倭建
『今昔物語』にみる海人族の影
黎明から薄暮への古代文学
『和泉式部日記』の奔放な性
『方丈記』にこめられた攻撃性
中世隠者たちの自己修復
『お伽草子』と山人または山窩
『古事記』『今昔物語』『お伽草子』のなかの神
芭蕉のものぐるい
生の本能の西鶴から死の本能の近松へ
『雨月物語』と『四谷怪談』の深層にある性
ある朱子学者の多病多憂
黄表紙の表れた享楽と退廃

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