内容説明
1世紀半前に長野県北部を襲ったM7.4地震は再来するのか。地質・地震学と歴史学の協力で、新たな史料を発掘。現代の地震災害対策に活かせるヒントを示す。
目次
第1部 善光寺地震と災害(善光寺地震と災害の全貌;善光寺地震はどのようにして発生したか)
第2部 善光寺地震と社会(災害と救済―町と村(町の人々;村の人々)
震災「復興」をとらえる―善光寺西町の「家業改帳」と「切支丹宗門帳」が語る真実
災害と藩主
善光寺地震と災害情報)
著者等紹介
赤羽貞幸[アカハネサダユキ]
信州大学教育学部教授、学部長。1946年生まれ。金沢大学大学院理学研究科修士課程修了。理学博士。専門は地質学
北原糸子[キタハライトコ]
国立歴史民俗博物館客員教授。1939年生まれ。津田塾大学学芸学部卒業。東京教育大学大学院修士課程修了。博士(文学)。専門は災害社会史
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