内容説明
哲学を読む愉しみ、哲学する愉しみ、言語・思考・無限・時間、そして他者を巡る19のエッセイ。
目次
動物の言葉・人間の言葉
疑いと探求
「考える」ということ
他者の言葉
「無限」は数ではない
他者を語る言葉
アキレスは亀を追い抜けないのか
アキレスと亀のパラドクスにけりをつける
「分かる」ということ
なぜ物は落ちるのか〔ほか〕
著者等紹介
野矢茂樹[ノヤシゲキ]
1980年東京大学教養学部教養学科卒業。1985年東京大学大学院博士課程修了。1987年北海道大学文学部助教授。1990年東京大学教養学部助教授。現在にいたる
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感想・レビュー
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ppp
1
導入的著作…と思いましたが、やや難解な箇所もありました。再読します。2010/10/01
mittsko
1
オモシロイ! 野矢本はやっぱり もう数冊は読まねば2009/09/28
borisbear
0
18,19章のような問題は言語行為論で処理して欲しいです。発語内行為規則により、未来については言明や主張はできません。予言や予測なら可能です。なので、命題内容についても未来の場合は誤りや嘘ではなく予測外れなどになるわけで、同じ「真」「偽」という言葉で評価するにしてもその意味(効果や役割)が異なります。なお紛らわしいですが、予定や意図の表明は現在の状態についての言明です。2017/05/08
V
0
まだ浅い