正義―現代社会の公共哲学を求めて

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784782304082
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C3032

内容説明

正義とは何か?正義の探求を理論家や政治家まかせにすることはできない。正義のゆくえによってかけがえのない人生を左右されるのは、わたしたち自身なのだから。

目次

現代社会の公共哲学を求めて
第1部 自由社会の正義論(功利主義と立法の科学;福祉国家の正義論;自由と市場の正義;正義と情報)
第2部 リベラリズムと共同体主義(共同体主義の挑戦:個人と共同体;リベラリズムの再構築)
第3部 多様化する正義(男の正義/女の正義;多文化主義と差異をめぐる政治;対話の正義:対話的正義論とデモクラシーの可能性;ポスト構造主義と正義論)

著者等紹介

平井亮輔[ヒライリョウスケ]
京都工芸繊維大学工芸学部助教授。専門は法哲学

若松良樹[ワカマツヨシキ]
成城大学法学部教授。専門は法哲学

服部高宏[ハットリタカヒロ]
京都大学大学院法学研究科教授。専門は法哲学・ドイツ法

那須耕介[ナスコウスケ]
摂南大学法学部専任講師。専門は法哲学

植木一幹[ウエキカズモト]
関西学院大学法学部助教授。専門は法哲学
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニクロム

4
本書によれば、リベラリズムの正義は特定の価値観の正しさを押しつけるようなものではない。〈わたし〉と〈あなた〉が異なることを自覚し、そのうえで〈あなた〉と共に在ろうとする共存への意志が正義である。まずは、それが誰のもの(領域)なのかを考えること、彼の領域に関しては彼にプライオリティーがあることを自覚することから出発しなければならない。そして、重なった領域において、異なる価値観相互の衝突を適切に調整し、共存を可能にするような、いずれからも独立に正当化可能なルールを模索し、共存可能な場をつくることが正義である。2017/07/30

きみどり

1
前半の総論的な章のみ読んだ。平易な文章でコンパクトにまとまっており、読みやすい。私がゼミでお世話になった先生も執筆されている。2014/07/08

えむ

0
英米圏を中心とした、現代の「正義」をめぐる規範的な議論に関する概説書。類書と比べて、論争の現代的な展開に紙幅を割いているのが特徴か。2017/11/09

影実

0
功利主義や自由主義、リバタリアニズムや多文化主義、果てはジェンダー論など法理学・法哲学に関する様々な思想を、平易な文章でそれぞれの分野の専門家がまとめている。章ごとに執筆者が異なるため文章に差があるなど多少取っつき難い部分もあるが、現代社会において正義とは何かといったことを考える参考になる良著であると思う。マイケル・サンデルの著作に興味を持ったのならばこのような本も並行して読んでみると面白いのではないだろうか。2011/02/24

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