人類学者たちのフィールド教育―自己変容に向けた学びのデザイン

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人類学者たちのフィールド教育―自己変容に向けた学びのデザイン

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  • サイズ A5判/ページ数 188p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779514814
  • NDC分類 375.1
  • Cコード C2037

内容説明

課題解決型学習(PBL)に自己変容型フィールド学習(SFL)という新たな手法を実装する人類学者たちによる教育実践の提案。

目次

第1部 理論編(フィールドから生まれる自己変容;自己変容型フィールド学習に向けて)
第2部 実践編(反‐反設計主義のフィールド教育―大学における短期海外研修(スタディツアー)を事例に
偶発性を生み出すフィールド教育―学びが生まれる余白と異種混交性
ボランティアとフィールド教育―タイ少数民族との邂逅と協働を通した自己変容の可能性)
第3部 展開編(自己変容型フィールド調査実習の試み―調査期間と専門性の制約を超えて;フィールドワークと教育を超える協働実践―グローバルな当事者間のニーズ共有接近法の実験から;教室で再現するフィールド―パフォーマンスによる北米先住民カスカの民族誌)

著者等紹介

箕曲在弘[ミノオアリヒロ]
東洋大学社会学部社会文化システム学科准教授。同大学助教、専任講師を経て、2017年より現職。海外研修科目「社会文化体験演習(キャリア分野)」を担当。2013年に授業内にSmile F LAOSという学生団体を立ち上げ、毎年20名程度の学部生をラオスの農村地域に引率し、フィールド教育を実施

二文字屋脩[ニモンジヤシュウ]
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター講師。京都文教大学総合社会学部特任実習職員(教務補佐)を経て、2018年より現職。前職にて実習科目の引率補佐に従事。現在は「ボランティア×人類学」をテーマに、タイ少数民族を対象としたボランティア活動とフィールド教育を実施

小西公大[コニシコウダイ]
東京学芸大学教育学部准教授。東京外国語大学現代インド地域研究センター研究員を経て、2015年より現職。インターカレッジな教員・学生で構成される実践型研究プロジェクト「生活文化研究フォーラム佐渡」を2009年に立ち上げ、以来100名を超える学生たちとともにフィールド教育を実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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zozomu

1
フィールドワークの場で、学びの設計をあまりにカチカチに作りすぎると受け手が「…ということはこう感じればいいのね」「こう答えておけばいいのね」という画一化した答えになってしまうところをどうデザインし、ファシリテートしていくかといった内容。自身の研修作成の際も、学びのデザインの視点での悩みが共通することが多く面白かった。2021/02/01

Masa

0
課題感がまだこのフェーズでないので途中終了。 第1章の全体像を掴めたのは◎ SFL、PBL 社会的文脈に埋め込む→偶発性に身を委ねる→自己を省察する→ 社会的文脈に埋め込む⇨自己変容 のサイクル コンフォートゾーン→ラーニングゾーン→パニックゾーン 第2章以降はフェーズが進んだらお世話になるはず。2021/07/26

文狸

0
自己変容型フィールド学習(Self-transformation-oriented Field Learning: SFL)が、他者を理解すること/自己を変容させることについて最もセンシティヴであってきた(ならざるを得なかった)といっていい人類学者によって提案されている。autoethnographyという自分の研究テーマを出さないまでも、地域医療実習を代表として「フィールド教育」に関連が深い領域にいる身として示唆深い本だった。具体的な活動報告やtipsのレベルまで書かれているのがよい。2021/07/12

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