内容説明
課題解決型学習(PBL)に自己変容型フィールド学習(SFL)という新たな手法を実装する人類学者たちによる教育実践の提案。
目次
第1部 理論編(フィールドから生まれる自己変容;自己変容型フィールド学習に向けて)
第2部 実践編(反‐反設計主義のフィールド教育―大学における短期海外研修(スタディツアー)を事例に
偶発性を生み出すフィールド教育―学びが生まれる余白と異種混交性
ボランティアとフィールド教育―タイ少数民族との邂逅と協働を通した自己変容の可能性)
第3部 展開編(自己変容型フィールド調査実習の試み―調査期間と専門性の制約を超えて;フィールドワークと教育を超える協働実践―グローバルな当事者間のニーズ共有接近法の実験から;教室で再現するフィールド―パフォーマンスによる北米先住民カスカの民族誌)
著者等紹介
箕曲在弘[ミノオアリヒロ]
東洋大学社会学部社会文化システム学科准教授。同大学助教、専任講師を経て、2017年より現職。海外研修科目「社会文化体験演習(キャリア分野)」を担当。2013年に授業内にSmile F LAOSという学生団体を立ち上げ、毎年20名程度の学部生をラオスの農村地域に引率し、フィールド教育を実施
二文字屋脩[ニモンジヤシュウ]
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター講師。京都文教大学総合社会学部特任実習職員(教務補佐)を経て、2018年より現職。前職にて実習科目の引率補佐に従事。現在は「ボランティア×人類学」をテーマに、タイ少数民族を対象としたボランティア活動とフィールド教育を実施
小西公大[コニシコウダイ]
東京学芸大学教育学部准教授。東京外国語大学現代インド地域研究センター研究員を経て、2015年より現職。インターカレッジな教員・学生で構成される実践型研究プロジェクト「生活文化研究フォーラム佐渡」を2009年に立ち上げ、以来100名を超える学生たちとともにフィールド教育を実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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