内容説明
人間関係は、自分という船の船底にこびりついた無用なフジツボや蠣殻と同じである。人生という海原において、余計な人間関係、煩わしい人間関係、意味のない人間関係はフジツボ同様削ぎ落とせばよい。『人断捨離』とは、平穏で精神的に満ち足りた第二の人生を歩むために、不要な人間関係を断ち切り、自分らしく生きるという「究極の人間関係術」である。
目次
第1章 「しがらみに縛られない」人断捨離(“世間体”を気にして悩むことをやめる;“絆”という近所づき合いを考える ほか)
第2章 「仕事での人間関係を見直す」人断捨離(“間合い”の人間関係術;“余計な一言”は人間関係を複雑にする ほか)
第3章 「長いつき合いに振りまわされない」人断捨離(遊び仲間を『人断捨離』する極意;過去と現在の視点から見てしまう“同窓会” ほか)
第4章 「新たな価値観に生きる」人断捨離(日々の満足を得ようとする“相対価値の人生観”;メンツを捨てる『人断捨離』 ほか)
著者等紹介
向谷匡史[ムカイダニタダシ]
1950年、広島県生まれ。週刊誌記者を経て作家に。浄土真宗本願寺派僧侶。保護司、日本空手道「昇空館」館長。週刊誌記者として長年の取材で培われた鋭い洞察力、独自の語り口には他の追随を許さぬものがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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すうさん
1
私自身かなり断捨離できている方だと思っていた。ところがこの本を読んで思い知らされた。「人断捨離」がまだまだできていない!私は50前まで会社や種々の団体の中でトップとして駆け抜けてきて、自分の得た地位や名声、広がった人脈を自分の延長として勘違いしていた。自分の身の丈を勘違いしていたのだ。第二の人生をスタートさせてかなりの断捨離をしてきたつもりだったが、生来人好きな性格がぬぐえず、まだまだ他人に依存している。これからはキチンと自立し「目標を持たない人生」を目指し、人生の「物見遊山」をしていきたいと思った。2017/12/12
シュウヘイ
0
義理の付き合いを断つ 中道 見栄とうぬぼれをきる 親との関係に関する思い込みを捨てる 子離れする2021/02/27
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