出版社内容情報
一週間の旅から帰ってきたお父さんに、絵を見せたしょうへい。「なんだ、しょうへい。これは……」と、お父さんはびっくり!それは、しょうへいが描いた、でっかい7段うんこの絵でした。しょうへいは、お父さんが留守の間に何を食べたのか、話したかったのです。家族の交流をホットに描いた、大胆かつ楽しい超びっくりのユニークな絵本。
著者等紹介
村中李衣[ムラナカリエ]
1958年、山口県小野田市生まれ。初めての創作短編集『かむさはむにだ』(偕成社)で、日本児童文学者協会新人賞、『小さいベッド』(偕成社)で、サンケイ児童出版文化賞、『おねいちゃん』(理論社)で、野間児童文芸賞を受賞。小児看護の一方法として、読書療法を研究する。梅光学院大学子ども学部子ども未来学科で児童文学を教える。また、読書療法の発展形として「絵本の読みあい」をあらゆる場面、あらゆる人と実践している
川端誠[カワバタマコト]
1952年、新潟県上越市生まれ。絵本作家。作品に『鳥の島』(第5回絵本にっぽん賞受賞)など
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
41
しょうへい君は一週間の旅から帰ってきたお父さんに一週間分の絵日記を見せます。しょうへい君の絵日記もかなり独創的だけど、こういうリアクションができるお父さんは素敵だな(笑)2014/09/26
かおりんご
38
読み聞かせ(107)キャーキャー言いながら楽しく聞いていた。でも、伝えたいところは、そこじゃないんです!お父さんがいなくてもがんばっていたことが、分かってほしいけど難しい。2015/09/07
アクビちゃん
33
【図書館】絶対に読み聞かせで読んだらウケますよ!子どもたちが大好きなものですから、きっとキャーキャーうるさいくなると思います(笑)でもね、うん○にばかり目が行ってしまい、お父さんが居ない一週間をお母さんとガンバったというメッセージは子どもたちには届かないかな… そして、うん○の絵に茶色は使って欲しくなかったな〜!(^o^;)2016/07/11
かおりんご
30
絵本。読み聞かせようかと思って借りた。うんこを通じて、お父さんに一週間がんばったアピールをするんだけれど、子どもたちに伝わるかな?とにかく、読んでみます!2015/09/05
もも
24
うんこ日記を創作した男の子もすごいが、両親、特にお父さんの度量の大きさが心に残ります。なかなかこういう対応はできないと思うなぁ。2012/04/11