新紀元社の子育てシリーズ
いい人間関係ができる子に育てたい―友達作りの能力をのばす親の工夫

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  • サイズ B6判/ページ数 213p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784775302514
  • NDC分類 379.9
  • Cコード C5037

内容説明

家庭は人間関係の練習場。子どもの人間関係は親の育て方で決まる。待望の新装版。

目次

1章 人とかかわる力を育てる
2章 友達との遊びが子どもの人格を育てる
3章 人間関係のカギは相手に調和する力
4章 人間関係を練習する場を作る
5章 子育てが喜びとなるために
6章 親だけでは子どもを育てられない
7章 喜びと悲しみが感じられる子どもに
8章 子どもは大人の生き方を見ている
9章 思春期と人間関係

著者等紹介

佐々木正美[ササキマサミ]
1966年新潟大学医学部卒業。東京大学で精神医学を学び、ブリティッシュ・コロンビア大学に留学して児童精神医学の臨床訓練を受ける。現在、川崎医療福祉大学教授、ノースカロライナ大学臨床教授、子育て協会顧問
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

23
何度か再読本。佐々木正美氏の本は何冊か読んできた。人間関係、社会性、そして幸福についても深く分かりやすく説かれている。人間関係に焦点を当てた子育て本は他にあまりない。著者の子育ての考え方は、一貫してエリクソンの心理学に基いていて、さらに自身の児童精神科医としての体験も交えるので、いつも理論的かつ具体的に展開している。子育てだけでなく、自分の人間関係(の薄さ)と地域社会との関わりについても改めて考えさせられる。2019/04/10

るい

6
佐々木正美先生の本は、とても読みやすくて自然と頭に入ってくる。いい人間関係をつくるためには、まずは、人と一緒に楽しい経験をさせてあげる。親が人間関係のモデルを示してあげる。人間関係は質より量で、赤ちゃんが生まれながらに持ってくる人と関わる力を発揮させてあげること。人を受け入れ、人を幸せにすることに喜びを感じ、喜びや悲しみを共感できるようにする。子どもに望む前に、自分自身がそうなることだと心底思う。2014/12/28

のん@絵本童話専門

2
佐々木正美さんの著書はいくつか読みましたが、親と子の直接的な関係を述べているものが多かった印象。こちらはもう少し社会的な広がりがあり、ぜひこちらもおすすめです。親自身が祖父母・親戚・ご近所・友人との人間関係を大事に、みんなで子どもを育てなければならないと一貫して述べられています。そして、母親自身が上手く育ってきておらず、人間関係が苦手であり、親の人間関係への態度が子にも伝わっている、と。うーん痛い言葉です…子どものコミュニケーション力が気になるなら、まず親の人間関係から…ですね。2021/06/30

ヒトミンハルリン

2
子どもに何か問題がある場合、真っ先にその子の幼児体験が足りないのではないかと考える。しっかりさせようとして、しっかりしなさい、いい子になりなさいと反対のことをやることがあまりに多い。子どもは自分の言うことをよく聞いてもらえると親や大人の言うことを聞けるようになるが、子どもが聞かないからと、もっと聞かせようとするのが大きな間違え。2013/03/01

shiori

1
インタビューをそのまま文字にしたような内容だったので、佐々木先生の声が聞こえてきそうで和みました。2011/12/26

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