目次
1 浪士組の結成―幕末という混沌から誕生した浪士組
2 近藤勇の台頭―壬生浪士組から新選組へ
3 新選組の躍進―近藤の苦悩・活躍・慢心
4 新選組の分裂―新選組の絶頂期
5 新選組の落日―徳川幕府の終焉
6 岐路に立つ新選組―近藤の死と土方の躍進
7 新選組の最後―夢の終わり
8 新選組隊士録
著者等紹介
相川司[アイカワツカサ]
歴史、ミステリ、保険評論家。日本推理作家協会員。1951年東京生まれ。1973年早稲田大学卒業。斯波司名義でも執筆活動を行う
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Die-Go
33
図書館本。新選組解説本の体を取っているが、註釈にフィクションをかなり取り入れているので、鵜呑みにしないことも必要。ただ、読みやすく、内容的にも新たな視点があるので、こんなのもありかなと言ったところ。★★★☆☆2023/06/04
かいり
2
表紙に惚れて買いました。納得できる部分とそうじゃない箇所あり
K・ITO
1
京極 夏彦の『ヒトごろし』を読んだので引っ張り出して再読…2018/05/07
紫暗
1
入門中の入門書としてならありかと思いますが、記述の中にかなりの量の創作されたフレーズなどが入っているので、ノンフィクションの資料と断言するには抵抗があります。有名な小説からの引用などが多いので、その部分を実際にあったことと混同しないよう注意が必要です。著者の個人的な嗜好も入っているようなので、ノンフィクション資料として読むのならもっと他の本を読んだ方がいいかと。ただ、世間でどんなふうに新選組を見ているのかという程度の基礎知識だけでいいよという人はこの本で十分です。2011/06/28