内容説明
剣や銃を手にした女戦士、軍を率いた女将軍、そして運命を左右する戦の女神たち―。ある者は男を凌ぐ力で、ある者は女性の優しさで勇ましく戦い、そして散っていく者もいた。本書はジャンヌ・ダルク、巴御前をはじめとする、運命に翻弄されながらも生き抜いた女性たちの強くも儚い物語を紹介する。
目次
第1章 戦場を駆け抜けた女性たち(ジャンヌ・ダルク;巴(巴御前) ほか)
第2章 勝利をもたらす美しきリーダー(エリザベス一世;カテリーナ・スフォルツァ ほか)
第3章 神話・伝承の女戦士(ヴァルキューレ;ケルトの戦の女神 ほか)
第4章 戦いに臨んだ女神たち(ティアマト;イシュタル ほか)
第5章 物語のなかに描かれた女戦士(ブラダマンテ;貂蝉 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
konkon
4
ちょっと骨が折れましたが、聞いたことある程度のヒロイン達について概略が知ることができ良かったです。2016/01/23
源次/びめいだー
2
さまざまな歴史・神話・伝説・物語に登場する「戦う女性」を扱った本。自分の好きなFateシリーズに登場する人物も何人も載っていて、楽しめました。2016/09/22
九重篠
2
メジャーから、フィクションの中に出てくる女性まで、色々あった。日本人があまりいなかった。2012/08/15
おきゅーん
2
このシリーズは見た目俗な感じがするんだけども、最後の参考文献リストなどを見てみると案外しっかりした本を使っていて、なかなか馬鹿にできない。イラスト付きなのが逆に残念だったなぁ。まぁ、万人受けするだろうけども。
宵子
1
古今東西(フィクション含む)の戦った女性についてまとめたもの。大河ドラマの山本(新島)八重についても書かれている。個人的には、男装して大祖国戦争に従軍して手記を書いたナジェジタ・A・ドゥーロワについての記述が面白かった。彼女が性同一障害的なものだったのか、ミソジニー(彼女の母は男の子がほしかったらしい)故の行動なのかは謎(結婚して子供がいたこともあったらしい)ではあるが…。