目次
第一の刺客 新間寿
第二の刺客 辻よしなり
第三の刺客 ウルティモ・ドラゴン
第四の刺客 宮戸優光
第五の刺客 大槻ケンヂ
第六の刺客 井上義啓
第七の刺客 ターザン山本(聞き手吉田豪)
著者等紹介
小林哲也[コバヤシテツヤ]
1965年ミシガン大学大学院博士課程修了。Ph.D.。現職、プール学院大学学長。専攻は比較教育学(異文化間教育)
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感想・レビュー
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nobody
6
これほど見苦しい本はない。ミスター高橋『流血最強』によりプロレス界は恐慌アノミーに陥った。論点はプロレスは八百長であると確証されたこと1つなのだがそれを散々にずらすあらゆる詭弁の展覧会。「ぼんやりとは知っていた」「最初に暴露したのは俺だ」「オリンピックも八百長だ」「面白ければ真実などどうでもいい」「噓もあれば本物もある」「ファンの頃からヘボレフェリーだった」「みんなから嫌われている」「金目当てだ」「追われた者のやっかみだ」等々。「プロレス哲学」は各人のズレにズレが重なり、何がなんだか判らなくなってしまう。2023/11/30
春風のぼる
5
辻アナウンサーの意見が今となって読むと的を射ているのが意外。今、この本を読んでいる人はいないと思うけど、人生を楽しむヒントが転がりまくっている本です❗2018/01/02
啓吾郎
0
ミスター高橋の本に対するアンサー本。2013/12/12
1977年から
0
2003年
みち
0
「身内の裏側暴露本に対して、七人の男が物申している。 「感情武装せよ」というタイトル通り、みんな感情的に怒っていて、それがまた「俺を!否定する権利が!おまえにあるのか!」というどろどろの私怨だったりするのがおもしろい。俺が俺がの押しの強さとか、言っていることのいかがわしさが、いかにも「プロレス」っぽいなあ、とプロレスに興味のない人間が言ってみる。」 以上、プロレスに興味がなかった頃の感想。ファンになった今読み返したらまた印象が違うのかもしれない。