内容説明
痴漢、盗撮、小児性愛、ストーカー、性犯罪…「わかっちゃいるけどやめられない」―現代病の彼らを止められるのは、家族か、社会か、医療か?
目次
はじめに―今日もクリニックのドアを叩く人がいる
第1章 性依存症の実態とそこに潜む心の闇
第2章 現代社会を蝕む依存症とは、そもそも何か
第3章 正しい理解こそ、性依存症治療のスタート
第4章 性依存症患者とその家族を救うために
第5章 私たちがめざす新しい精神医療システム
おわりに―私の活動を支えてくれる職員や患者さんに感謝
著者等紹介
榎本稔[エノモトミノル]
医療法人榎本クリニック理事長。医学博士。1935年生まれ。1957年東京大学教養学部理科二類修了。1961年東京医科歯科大学医学部卒業。1975年山梨大学保健管理センター助教授。1988年東京工業大学保健管理センター教授。1992年榎本クリニック院長。1997年より現職。拓殖大学客員教授、日本「祈りと救いとこころ」学会理事長、日本「性とこころ」関連問題学会理事長、日本外来精神医療学会名誉理事長、日本精神衛生学会理事、日本デイケア学会理事など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベイマックス
88
一応、性的なことに特化はしているけど、アルコール依存症やギャンブル依存症にも触れている。共依存も。何でもかんでも依存症のせいにしてほしくはないと思う反面、本人にとっても止めたくても止められなくて苦しいなら、病気として治療して日常生活を送れるようにならないと、結局は被害者が出てしまう。薬物依存とかそうだけど、再犯って刑務所とか更生施設の問題が大きいと思う。◎性格とかではなく、脳内の快楽物質などが原因で誰しもがなる可能性があるなら、治療面の充実も必要なのかも。2020/11/17
nyaoko
81
以前、タイガーウッズがセックス依存性である事を告白して、治療に臨んで克服したと言う記事を読んだ。そうか、海外は治療が出来るんだ、そういうカウンセリングのレベルが非常に高いんだなぁと思った。この本を書いた著者は医師で、性依存症の患者専門のクリニックを立ち上げた人だ。日本では性犯罪者は捕まえる、裁判にかける、罪を償う為の刑に処す、の法則だ。罪に向き合う事も、それが病である事も向き合わないまま社会復帰するので再犯をする。何度でも。著者が監修に携わった他の本も読んでみたいと思った。「男が痴漢をする理由」など。2019/09/04
プル
26
完治はしなくとも、「やめ続ける」という「回復」があるということ。性依存症という病気がある…そこにはいろんな種類があることを知った。本人は認知のゆがみがある。病気だと思っていない、罪悪感がない、スイッチが入る。被害者の気持ちはどうあるのか手記を読んで、治療を受けていない依存者たちは理解できるだろうか?きっと、被害者のせいで自分が行為に及ぶのは正当だと考えるだろう。2020/02/18
kitten
10
図書館本。性依存症。性犯罪を繰り返す人のこと。そりゃまぁ、病気だろうな。依存症なので、死ぬまで治ることはない。再発しないようにずっと取り組んでいくしかないわけで。とりあえず、全部刑務所にぶち込んでおけ、とも思うけど自分が依存症にかからない、とも言いきれないわけで。ただ、この著者の偏見?にも見えるところがちらほらあるのが気になる。高学歴な人や、どうしてこんな人が?というようなことを書きながら、逆にモテない男や結婚できない童貞が多い、と読み取れるようにも書いてあって、どないやねん。女性は読むべきではない本。2026/04/03
n75
5
性依存症に限らず広く依存症について易しく書かれていました。アディクションに至るリスクファクターなどについても、家族や当事者が読むと治療のきっかけになると思う。ただ、若者の性依存になる原因みたいなのはちょっと疑問に思うことがあった。2019/12/03
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