光人社NF文庫
海軍工員記―戦時下の佐世保海軍工廠

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 209p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769824886
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

最前線の兵器増産の要請に応えるため、佐世保工廠に通う五万六千の工員たちは夜を日に継いで働いた。太平洋戦争末期、臨時工の徴用令状を受けとった一市民が『戦うからには勝たねばならぬ』という素朴な思いを秘めて、汗と油にまみれた勤労動員の日々。佐世保市の象徴であり誇りだった海軍工廠の最後の日を綴る。

目次

第1章 応徴(部長面接;大野海軍工員宿舎;朝食 ほか)
第2章 戦闘(戦闘開始;感激の慰問状;人、人、人と糞の山 ほか)
第3章 停戦(最後には勝つ;嗚呼、停戦;整理・袂別 ほか)

著者等紹介

森岡諦善[モリオカタイゼン]
1910年、広島県生まれ。1933年、京都仏教専門学校卒業。長崎県北松浦郡小値賀町、浄土宗善福寺の住職となる。1983年、保護司として社会福祉に貢献、長崎県知事表彰される。1986年、歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ide

0
戦争末期の佐世保海軍工廠の様子がわかる。きちんと損傷記録を残す反面、無計画に増員して効率が悪くなったり、仕事が無くて民生品を作ったり。軽妙に記述されているところも多く、なかなか面白い。2018/07/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/237545
  • ご注意事項

最近チェックした商品