内容説明
最前線の兵器増産の要請に応えるため、佐世保工廠に通う五万六千の工員たちは夜を日に継いで働いた。太平洋戦争末期、臨時工の徴用令状を受けとった一市民が『戦うからには勝たねばならぬ』という素朴な思いを秘めて、汗と油にまみれた勤労動員の日々。佐世保市の象徴であり誇りだった海軍工廠の最後の日を綴る。
目次
第1章 応徴(部長面接;大野海軍工員宿舎;朝食 ほか)
第2章 戦闘(戦闘開始;感激の慰問状;人、人、人と糞の山 ほか)
第3章 停戦(最後には勝つ;嗚呼、停戦;整理・袂別 ほか)
著者等紹介
森岡諦善[モリオカタイゼン]
1910年、広島県生まれ。1933年、京都仏教専門学校卒業。長崎県北松浦郡小値賀町、浄土宗善福寺の住職となる。1983年、保護司として社会福祉に貢献、長崎県知事表彰される。1986年、歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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