内容説明
独英の電波が飛びかうヨーロッパの空で見えざる敵を探知し、追跡し、苛烈なる空中戦を展開したドイツ夜間戦闘機―圧倒的な物量でドイツの中枢に襲い来る連合軍爆撃機群に立ち向かった「暗闇の騎士たち」の初出撃から終焉までを描く感動の空戦記。高度な機器材と戦闘法に裏打ちされたドイツ夜戦搭乗員の活躍。
目次
1 夜戦航空団の誕生
2 夜間邀撃システムに着手
3 電波戦への序曲
4 激化する連合軍の爆撃攻勢
5 夜戦隊の奮戦とレーダー攪乱
6 ドイツの夜空を死守せよ!
7 崩れさる夜の砦
著者等紹介
渡辺洋二[ワタナベヨウジ]
昭和25(1950)年、名古屋市生まれ。立教大学文学部卒業後、航空雑誌の編集者を経て、現在、航空史の研究・調査を続けている
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感想・レビュー
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スー
18
15夜間戦闘機隊の創設から英軍爆撃隊に1割もの損害を与えるまで発展し最後は出撃もままならないまでに衰退し敗戦をむかえるまでを詳細に知る事ができました。レーダーの開発に遅れを取った独軍は苦心しながら実用的なレーダーが出来るまでサーチライトと対空砲都市を守る様に配置しそこに夜戦隊が突っ込みサーチライトに捕まった敵を撃墜する戦闘からレーダーによる探知から地上からの管制で効果的に夜戦隊を配置し迎撃する形になるスピードに驚愕しました。そこからは互いの電波妨害と対策のイタチごっこになりそこからは米軍による昼間の爆撃が2025/08/04
Schräge Musik
6
本書は、第二次大戦下の欧州戦線における、ドイツ空軍の夜間本土防空戦の全容が纏められた書籍である。夜間戦闘航空団(NJG)の組織系統、夜間邀撃システム、聴音機・サーチライト・レーダーの種類や攻防と転換など、部隊の発足から終戦までの軌跡を辿る戦史的な内容となっている。夜間戦闘航空団の発展に貢献した軍人や、夜戦エースパイロット、防衛網を構築した司令官たちにも解説が及んでおり、この一冊でドイツ空軍の夜間戦闘が補完できる。2015/02/26
零水亭
3
2006年頃に読んだ新谷かおる先生の漫画で「ドイツ側の夜間戦闘機Bf110の操縦士がアメリカのP61に撃墜され、He219に乗り換えて再度出撃する話」を読んでからドイツ夜間戦闘機にハマり始めました。本はこれとヨーネン大尉の本を最初に読みました。




