内容説明
鋼鉄の浮城のごとく海を圧する戦艦群、造艦技術の粋をこらした重巡群…。帝国海軍の創設から現代の自衛隊艦艇に至るまで、雄々しく、また哀しく、それぞれの運命を負って歩んだ艨艟たちの一生!名前の傾向別に分類五十音順に整理し、平易明快かつ詩情ゆたかに活写した、索引つき艦名百科ものがたり。帝国海軍から海上自衛隊の艦艇まで日本軍艦全収録。
目次
第1章 国名
第2章 山岳名
第3章 河川名
第4章 漢成語名
第5章 和成語・都市名勝名
第6章 天象・地象名
第7章 草木名
第8章 鳥名
第9章 島嶼名
第10章 岬角・半島・海峡ほか地形名
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
19
○面白い本ではありませんが、好奇心を刺激する一冊です。正に海軍艦艇事典であり、気がついた時にパラパラと調べるのにいい本です。通しで読むのにはかなりの日数がかかりましたが、今後は気の向いた時に確認がてら読んでいこうと思います。2022/01/25
trash
1
艦これやってたらこういう本を読みたくなったので。さすがに860隻もあると概略だけで詳細に書かれているわけではないとはいえ(たぶん雪風の項目が最大で10ページ)、ふと思った時に適当にぱらぱらひいて眺めるのに最適。索引ついてるしね。日露戦争や太平洋戦争の艦だけでなく、幕末の艦、自衛艦、未実装艦まで説明がある。辞典っぽく構成されているのに、ところどころ戦中派の作者の個人的な思い入れがあるのも人間味があっていい。あと特徴として艦のタイプ別に項目があるわけではなく、命名由来別に項目(国、植物、風etc)が並んでたり2014/01/08