内容説明
英国・ガーディアン紙記者がウルグアイ、アルゼンチン、ブラジル、コロンビア、ボリヴィア、メキシコ、ニカラグァなどを取材し、中南米フットボールの魅力と深淵を探った全フットボールファン必読の1冊。英国FINANCIAL TIMES紙『The best football book of the year』受賞作品。
目次
第1章 100年のステイタス ウルグアイの栄光と凋落
第2章 崇高なるものと悪意と アルゼンチンの二面性
第3章 人種混合のフットボール王国 ブラジルの変容と矛盾
第4章 不安と熱望の高み ボリヴィアの苦難と夢
第5章 ゴッドファーザーたちの遊戯 コロンビア・フィーバーの光と闇
第6章 フットボールに忘れられた土地 中央アメリカ諸国事情
第7章 フットボール・ビジネスなら任せろ メキシコの独裁権力と混乱
第8章 遙かなる異国にて団結す ロンドンのラテンアメリカン・リーグ
第9章 エピローグ フランス98そして情熱は世界へ
追記 2000年9月
著者等紹介
テイラー,クリス[Taylor,Chris]
英国『ガーディアン』紙記者。『チェルシー』ファン。ロンドン南部在住
東本貢司[ヒガシモトコウジ]
70年代後半、イングランドに在住。古都バースのパブリックスクール在校時代に当時現役のボビー・チャールトン、ジョージ・ベスト、ケヴィン・キーガン、スティーヴン・ペリマンらのプレーを目のあたりにする。国際基督教大学卒。Jリーグ発足よりフットボール・ジャーナリズムに関わり、現在スカイパーフェクTV/プレミアリーグ・コメンテイター。主な訳書に『アレックス・ファーガソン/監督の日記』(NHK出版)など
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