内容説明
悪魔は実在するか?悪魔とは一体何か?悪魔の存在を信じることは時代遅れの迷信だろうか?中世の人々は悪魔をどのように信じていたか?神学、文学、演劇、美術、民間伝承の中で巨大な姿を現わす中世の悪魔像を追跡しながら、「悪」の実体に迫る!「悪魔の概念史」シリーズ第3巻!
目次
第1章 ルシファーの生
第2章 ビザンティウムの悪魔
第3章 イスラムの悪魔
第4章 民間伝承
第5章 中世初期の悪魔観
第6章 中世初期の美術と文学に表れたルシファー
第7章 悪魔とスコラ派
第8章 中世盛期の美術と文学に表れたルシファー
第9章 演劇に表れたルシファー
第10章 唯名論者、神秘家、魔女
第11章 悪魔の存在
参考文献