内容説明
大名屋敷は盗み放題?首斬り役人の憂鬱!悪事なくして江戸の平和はありえなかった…監獄史研究の第一人者が誘う江戸案内・暗黒編。牢屋敷・刑場・奉行所など、見慣れない江戸の風景が満載。
目次
江戸の交番―「辻番」「自身番」
調べ番屋の役割をする「大番屋」
江戸の庶民の防犯意識
捜査の手先「目明し」
捕物の法理と情理
地誌からみた大江戸捜査網
江戸の御仕置百態
江戸の子供仕置
江戸城大奥の絵島・生島事件
幕府の赤穂浪人対策〔ほか〕
著者等紹介
重松一義[シゲマツカズヨシ]
1931年愛媛県松山市生まれ。中央大学法学部卒業。法務省矯正研修所教官、青山学院大学法学部・東洋大学法学部講師、中央学院大学法学部教授(刑事政策・日本法制史)・同附属比較文化研究所長などを歴任。定年退職後、慶應義塾大学大学院法学研究科、演習のプロジェクト科目担当講師などに招かれ出講。東京家庭裁判所調停委員、福岡県警察史編纂顧問、網走監獄保存財団顧問なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
41
江戸の防犯体制・捕物の実態・仕置き・牢屋敷の内側から刑場まで、お江戸八百八町の犯罪と刑罰について詳細に紹介した一冊。著者は中央学院大学法学部教授、同附属比較文化研究所長などを歴任した重松一義先生。江戸の交番であった「辻番」「自身番」、調べ番屋の「大番屋」、「目明し」の実体など捕物舞台裏の基礎知識をおさらい出来ました。試し斬りのルーツの説明のところはちょっとゾッとしました。2026/05/17
GaGa
31
江戸時代の治安維持の方法論が綴られている本。「辻番」「自身番」など、現在の交番とでもいうべきもののあり方や、庶民の防犯意識などが書かれている。その中でも、首切り役人であった山田朝右衛門のことが詳しく書かれているのが収穫だった。てっきり世襲だと思っていたら案外そうではなかったのですな。色んな意味で納得。2011/04/10
フラボノ
2
江戸時代の刑罰をまとめた本。 牢の造りや試し斬りについてのところが特に興味深かった。牢屋、狭すぎる。
勉誠出版営業部
2
重松一義さんの『大江戸暗黒街』を読了。サブタイトルにも書かれているとおり、江戸の犯罪と、それに対する刑罰の状況をまとめた一冊。子どもへのお仕置き(今だったら虐待ものですが…)や、刑場についても書かれており、非常に興味深い内容。2015/03/22
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