内容説明
ネズミ退治はお手のもの、地震予知もおまかせあれ。猫派も犬派も目からウロコの情報が満載!古今東西の猫たちの活躍ぶりをたっぷりとご堪能ください。
目次
プロローグ―猫派からの反論
1 現代猫の憂鬱
2 日本渡来物語
3 唐猫ブーム
4 お上のお触れ
5 鼠退治
6 時を刻む“猫”
7 瞳の中に何を見たか
8 貴族の館へ
9 現代猫の“新職業”
エピローグ―ネコとヒトの未来
著者等紹介
須磨章[スマアキラ]
1948年東京生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒。71年、NHKにディレクターとして入局し、本部報道番組部・スペシャル番組部などでドキュメンタリー番組の企画・制作に携わってきた。NHK放送総局担当局長として、「放送80周年・世界遺産」を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陸
1
猫好きによる猫と猫好きのための本。猫バカ本ではなく、野良猫から始まって、猫の歴史から伝説まで、中身はシビアで幅広く。猫が好きというだけでなく、いろいろ考えさせられる内容。根子岳の話が好き。2012/03/20
ネムコ
1
警察犬はいても警察猫はいない。盲導犬はいても盲導猫はいない‥‥猫好きのそこはかとない「犬に負けた」感を払拭してくれる本です。各章末に挿入された作者本人の猫とのふれあいに心温まります。2011/07/06
hiroumononasi
0
ネコの歴史的な雑学2017/04/29
妖
0
著者のスタンスが終始、野良猫や外で飼う事を良しとしているようで、猫の飼い主の一人としてその姿勢に賛同できなかった。本題に(既知の情報もあったが)成程と思いつつも途中挟まれるエッセイにイライラさせられる本だった。2013/11/12
a43
0
時計ねこP157辺り面白い。招き猫の由来、曹洞宗。さいごのエッセイ感動した。2012/07/19