フランスの空に平和のつるが舞うとき―私のパシフィスト宣言

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784760124015
  • NDC分類 916
  • Cコード C0023

内容説明

ヒロシマのある国から核保有国に嫁いだ美帆。留学先での恋愛、結婚、そして平和主義者(パシフィスト)へ。ピース・アニメ『つるにのって』を制作指揮した女性の、平和へのしなやかな感受性が感動を呼ぶ反戦ウェーブ・エッセイ。

目次

はじめに 私のパシフィスト宣言
1 恋から愛へ―1974‐1975
2 国際結婚の戸惑いと喜び―1975‐1978
3 われらパシフィスト―1978‐1984
4 世界の平和、こころの平和―1985‐1989
5 ピース・アニメ物語―1986‐1995
6 自らを支えるもの―1995‐2002
おわりに フランスはなぜ、イラク戦争反対の意思を貫けたのか?

著者等紹介

美帆シボ[ミホシボ]
フランス広島・長崎研究所代表。1949年生まれ。静岡県出身。早稲田大学西洋史学科卒業。在仏28年。現在、パリ郊外マラコフ市在住。写真集『被爆の記録』普及活動、原爆記録映画『予言』上映運動、仏語原爆資料図書『リトル・ボーイ』などの翻訳・編著や原爆展を実施。ヒロシマの被爆医師を招き、講演や国営テレビ・フランス2での討論番組を実現させるなど、フランスにおいて平和運動を行う。また、「ピース・アニメの会」を日本に設立。平和教育のためのアニメ原案作成、制作のイニシアティブを取り、『つるにのって』(日・仏・英語版)を完成させる。国連やユネスコ本部、映画祭などで上映され、世界72カ国に普及。現在も、平和国際会議の企画やパネリストとして活躍する一方、フランスのレジスタンス博物館やナチスの虐殺行為を後世に伝える廃墟に日本人を案内するなど、平和のためのメッセージを発信し続けている。フランス平和自治体協会顧問。2000年度朝日歌壇賞受賞
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