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図説 子どもの本・翻訳の歩み事典

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  • サイズ B5判/ページ数 398p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784760121892
  • NDC分類 909.021
  • Cコード C1590

出版社内容情報

明治期以来、日本の子どもたちに読み継がれてきた翻訳児童文学を、時代の流れに沿って通観した大事典。国際子ども図書館開館記念展での貴重な研究成果を土台に、時代解説、作品解説(数962点)、テーマ別コラム、紙上シンポジウム等を盛り込み、また、280点以上におよぶ書影等を掲載しました。さらに、カラー口絵には60点以上の美しい表紙、挿絵等を紹介。専門家のみならず一般読者も十二分に楽しめる内容です。データ集、関連施設紹介、年表、索引機能も充実しています

推薦します
天沢退二郎(明治学院大学教授)……………………「翻訳」なる行為の……重要な鍵
がひそんでいるのである。
脇  明子(ノートルダム清心女子大学教授)……日本の誇る伝統文化ではないかと
いう気がしている。
小森 陽一(東京大学教授)…………………………グリムだってアンデルセンだって
日本人の私の方がよく知っていた。

〔主要目次〕
Ⅰ 児童文学をめぐって
Ⅱ 翻訳児童文学の歩み
 1 子どもの文学の誕生(1868-1909)
 2 成長する子どもの文学(1910-1917)
 3 花開く時代(1918-1926)
 4 広がるこどもの本(1927-1937)
 5 戦争をはさんで(1938-1949)
 6 「近代」から「現代」へ(1950-1958)
 7 「現代」の出発(1959-1969)
 8 変化の波(1970-1979)
 [紙上シンポジウム]子供の本の翻訳・そのありかたを考える
Ⅲ 翻訳児童文学データ集
 世界の児童図書賞
 翻訳児童文学はどの程度出版されてきたか
 子どもたちはどのように翻訳作品を読んできたか
Ⅳ 翻訳児童文学関連施設紹介
Ⅴ 翻訳児童文学出版年表
Ⅵ 索引
 1 作品解説索引
 2 記事索引

内容説明

翻案、抄訳、再話、完訳、超訳―文学の本質を問い返す、新しい試み。明治期以来、日本の子どもたちに読み継がれてきた翻訳児童文学を、時代の流れに沿って通観。時代解説、作品解説(総数962点)、テーマ別コラムに加え、300点以上に及ぶ書影等と美しいカラー口絵で構成。「見て読んで」楽しみながら作品理解が深まる内容。巻末に作品解説索引(作品名・書名・雑誌名索引、著者名・原作者名索引、翻訳者名索引)と記事索引が付く。

目次

1 児童文学をめぐって
2 翻訳児童文学の歩み(子どもの文学の誕生;成長する子どもの文学;花開く時代;広がる子どもの本;戦争をはさんで;「近代」から「現代」へ;「現代」への出発;変化の波:「紙上シンポジウム」子どもの本の翻訳・そのありかたを考える)
3 翻訳児童文学データ集(世界の児童図書賞;翻訳児童文学はどの程度出版されてきたか;子どもたちはどのように翻訳作品を読んできたか)
4 翻訳児童文学関連施設紹介
5 翻訳児童文学出版年表

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にしき よう

2
明治から現代(資料としては1979年)までの主に翻訳児童文学の流れをまとめた本。図版も多く、翻訳家についてのコラムなども充実しており、どんな本が訳されてきたのか・好まれてきたのかなど流れがわかり興味深かった。児童文学研究家ではないけれど、手元に置いておきたいなぁ…(高いし大きいけど)。2010/12/07

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