図説 日本戦陣作法事典

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 397p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784760118922
  • NDC分類 399.1
  • Cコード C1521

出版社内容情報

170点の図版、多数の史料によって再現する合戦の一部始終。合戦準備の陣触、軍勢の動員、兵糧・人夫の徴発、合戦の陣形、陣中に集まる物売、首実検と首供養の作法、横行する人取り、落武者狩……武士とともに雑兵・農民等の動向にも目配りした、新視点の日本の合戦図鑑。典拠史料を掲げた合戦用語集(約350項目)も充実。

一 陣触(早馬、一領具足ほか)/二 着到(源平時代、小田原北条、江戸幕府ほか)/三 出陣/四 軍陣の役職/五 陣中/六 合戦(一騎打ち、弓矢、鉄砲戦、蜂矢の陣形、籠城、水攻、血祭、降参・捕虜、戦傷の手当、感状ほか)/七 戦争で被害を受ける農民/八 軍装(鎧兜、旗差物、雑兵の軍装ほか)/合戦用語集

内容説明

武家支配の時代における合戦場の理念と行動様式の事典。軍の準備立てから戦闘の終結にいたるまでを様式と戦陣の作法から解説。陣触、着到、出陣、軍陣の役職、陣中、合戦、戦争で被害を受ける農民、軍装の8章で構成。戦争の始まりから戦時の生活、戦略、戦争の評定などのほかに戦争の影響についても解説。巻末に約350項目を掲載した合戦用語集を収録。

目次

1 陣触
2 着到
3 出陣
4 軍陣の役職
5 陣中
6 合戦
7 戦争で被害を受ける農民
8 軍装

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へんかんへん

3
高い槍もっていって味方に金属部分盗まれるとかなにそれ生々しい 陣形とか 赤備えかっこいい2016/11/10

てまり

1
戦のやりかたについてイラスト付きで詳しく解説。あまり小説などで取り上げられないところでは農民の被害についてが詳しい。戦では悪党たちが雇われ戦うが、彼らなどが民衆に害をなし、しかも寝返られると困るので雇う側は強く規制できないなど。あとは、まるで死者と対面するのを恐れるかのような首実検の細かい作法、合戦用語の多くが現在では一般的な熟語になっていることなど(矢面、鎬を削るなど)2022/06/18

まっちょ

1
図書館。戦いから生まれた言葉がたくさんあった。「矢面に立つ」「横槍を入れる」など。2021/11/02

すがし

1
確かに多くの資料を渉猟しており勉強にはなったが、鎌倉期の武士が武士道を重んじ正々堂々戦ったなど、俗論を鵜呑みにしたものや、陣形に関する記述でも首を傾げるものが多々あり、どうも丸呑みは危険そうな気配である。とはいえ参考資料も様々記されており資料性はなかなかのもの。2012/03/25

風鈴

0
書店で見かけた一声。 「なんじゃこりゃー!!」 出張中の身の上には、重すぎる書籍に、なくなく写メをとり、帰宅後に取り寄せ注文いたしました。 そのときの同僚の不思議そうな眼が、痛かったです。 姉妹品で「甲冑武具事典」「合戦武具事典」があります。 ↑は、ちょっとお値段が高くて、手が出せません・・・(>_<) 2005/08/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/397293
  • ご注意事項