出版社内容情報
"暴力的な行動を解き放ってしまう「スイッチ」がわれわれの脳の中に存在している!? 米ABC放送の医療ジャーナリストである著者が,人をキレる瞬間へと追いやる要因を冷静に検証し,「理性は暴力を制御しうる」という幻想を打ち砕く問題作。
はじめに
第一部 私たちはなぜキレてしまうのか
第一章 あなたの心はどこにある―暴力が生まれるところ
少年たちを閉じ込めれば一件落着!?/精神など存在しなかった/神の死が心理学を生む/脳に幽霊は宿るか/殴る人、殴らない人ではどう違う/頼りない善悪の境界線/自制心では止められない
第二章 「生まれながらのワル」は存在するか―タブーだらけの暴力研究
政府の暴力抑止計画は火だるまに/暴力遺伝子を探せ/優生学という悪夢/ヒトの原点と限界をめぐって/脳を壊して病気を追い出す/キレる仕組みが見えてきた/"""
内容説明
暴力の源は脳にある。妻を殴る男や大量殺人者と同じくあなたも暴力衝動をコントロールできない!?ふるう人、ふるわれる人、恐れる人必読の『暴力の科学』。
目次
第1部 私たちはなぜキレてしまうのか(あなたの心はどこにある―暴力が生まれるところ;「生まれながらのワル」は存在するか―タブーだらけの暴力研究;心のブレーキがきかないとき―あなたがキレるメカニズム)
第2部 暴力のかたち(暴力をふるう人たち―それぞれの“キレる瞬間”に迫る;恋とは傷つくものだから―男たちが暴力に訴える分岐点;あなたはどこまでキレるのか―連続殺人、大量殺人はなぜ起こる)
第3部 暴力のクスリ(私たちの“血まみれ文化”―ニュースやゲームは暴力でいっぱい;凶器が先か、キレるのが先か―あのとき“アレ”さえなかったら;キレた奴らをやっつけろ―暴力を扱いかねる私たち;暴力を飼いならすには―あなたを“キレる瞬間”に押しやるもの)
感想・レビュー
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