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出版社内容情報
続発する報道被害やメディア間の訴訟合戦。これらは記者クラブによる情報独占，不偏不党，そして巨大化志向で支えられてきた日本のメディア・システム崩壊の産物である。比較ジャーナリズムの視点から問題の所在と再生への道を探る。
内容説明
政・財・官とともに戦後半世紀を支えてきた“日本型言論”の功罪とその限界とは？世界最大の新聞産業を核とする特異なメディア構造に鋭くメスを入れ、新システム誕生の可能性を探る。
目次
序章 崩壊するジャーナリスト像
第１章 攻撃される日本型ジャーナリズム
第２章 日本型新聞システムとは何か
第３章 情報の真空地帯と記者クラブ
第４章 不偏不党言論の興亡
第５章 言論の荒野―巨大化の果てに
第６章 日本型ジャーナリズムの進化論
終章 人材をどう育成するか
