出版社内容情報
原爆投下,沖縄の地獄,300万もの人材喪失は歴史の必然ではなかった。1942年6月のミッドウェー海戦敗北の時点こそ,太平洋戦争を終わらせる可能性も必然性もあった――歴史に「もし」を持ちこんで展開する壮大なシミュレーション!
内容説明
原爆投下、沖縄の地獄、そして300万を超える人材喪失。本当に歴史の必然だったのか?1942年6月のミッドウェー海戦敗北。太平洋戦争を終わらせる可能性も必然性も、この時点にあった―歴史に「もし」を持ちこんで展開する壮大なシミュレーション。
目次
第1部 ミッドウェー作戦崩壊の現実(開戦から6カ月―国策は変わりえた;あらかじめ歪められた作戦;「必然」としての敗北;山本五十六の挫折と帝国の終末)
第2部 1942年新体制国家の真実(和平交渉の基盤はどこにあったか;第4次近衛内閣誕生の裏側;動きだした終戦内閣;9・10クーデター暴発の構図;メルボルン日米和平交渉)