出版社内容情報
やっかいなことを無視できず,ついにはゲバ教師とまで言われてしまった著名な神学者の自伝。「聖書」をタテ糸にして,ユーモアあふれるエピソードをふんだんに盛り込んだ自伝的エンターテインメントは,読む人の心をすっきりさせてくれる。
内容説明
「聖書」との出会いが織りあげた型破りの人生。著名な神学者が歩んだ「信仰」という険しい山道。迷える小羊にはちょっと激しい60年。
目次
1 白骨経
2 諏訪の進駐軍
3 キャノン牧師との出会い
4 多摩川での受洗
5 茨城「シオン学園」建設
6 テキサスの無神論者
7 ニューヨークの日々
8 音楽家への道
9 羽織袴の高校教師
10 バルトとの格闘
11 授業停止処分
12 牧師の喜びと悩み―名古屋にて
13 大学闘争の時代
14 失職、そして「世俗」の大学へ
15 横浜上原教会で
16 花は紅、柳は緑
寄稿 若き日の邂逅