出版社内容情報
明治初年から昭和20年まで,首都東京をめぐる事象と心象をリアルタイムでドキュメントした文学者・ジャーナリストの逸文を編年集約。年次概説・年表・作品解説を充実。著名作家の知られざるルポルタージュや無名作家の逸文を発掘。
内容説明
本書は、慶応四年・明治元年(一八六八)の『斎藤月岑日記』から昭和二〇年(一九四五)の「八月十五日の記」(「新日本文学」特集)まで、東京の記録文学を三百編あまり選んで解説した編年体の事典である。“記録文学”というジャンルを広義に解して、主として文学者やジャーナリストたちが、東京をリアルタイムに記録したノンフィクションを対象とした。