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出版社内容情報
波乱の出版人生六十有余年のすべてを,それぞれの時代の社会像と関連づけて克明に記述した貴重な記録。出版を通してみる戦前・戦後の体験的社会史として注目の書。
内容説明
波瀾の出版人生70年余のすべてを、それぞれの時代の社会像と関連づけて記述した。貴重な記録。体験的戦前・戦後出版史。
目次
出版への情熱、出会い(あこがれの東京へ―三省堂書店時代;相賀祥宏氏との出会い;小学館専任社員となる―小学館時代)
独立・挫折…終戦(不況のさなかの独立―人文書房時代;夢破れ、挫折…;教育図書出版で再出発―新生閣時代;戦時体制下、再び編集者に―フタバ書院時代;出版界との別れ…終戦へ)
戦後の混乱のなかで(漫画本で戦後第一歩を;好調から波乱へ―新会社・新生閣時代;古巣の小学館へ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rbyawa
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i079、いわゆる本屋の小僧さんから初めて、共同出版の支社長についていき、その人物が小学館を立ち上げたところまでは順調だったものの、うーん、小学館を引いたあとは出版社在庫を引き受ける河野書店と関わるまでは教育関係、戦時中は童話関係で戦意高揚本を出し(信念などではないです、他が出版出来なくて、そして軍お墨付きの本を出しても別に売れるわけでもない)、戦後には集英社に関わるのかな。教育、児童向け、童話、漫画などには詳しいものの、他への興味が薄かったな、こういう専門特化した出版人って当時たくさんいたんでしょうね。2018/10/19