内容説明
互いに想い、惹かれ合う新兵衛と智穂。しかし智穂の父・牛島兵衛は頑なに反対し会わせてもらえない。一人思い悩む新兵衛。そんなさなか、お友美が忽然と失踪してしまう。何者かに拐かされたのか?半月後、お友美は無惨な死体となって発見される。あふれる悲しみと怒りを抑え、新兵衛は必ずお友美の仇をとることを心に誓うのだった。お友美は誰に、何のために殺されたのか。そして新兵衛と智穂が結ばれる日は果たしてくるのか…?新兵衛シリーズ、感動の完結篇。
著者等紹介
鈴木英治[スズキエイジ]
1960年、静岡県沼津市生まれ。明治大学経営学部卒業。1999年第1回角川春樹小説賞特別賞を『駿府に吹く風』で受賞(刊行に際して『義元謀殺』と改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
蕭白
7
シリーズ最終巻。いいエンディングでした。事件の内容からは最後という感じはなかったので、是非続編を書いて欲しいなぁと思いました。2016/03/02
Mikey
1
シリーズ最後の犯人をあげたところでやっと新兵衛と智穂が結ばれて大団円で終了。すっきりした。軽く読めて楽しめるので気持ちを切り替えるのに丁度良い感じ。これでおしまいなので次は何を読もうかな。 2020/01/21
あかんべ
1
2006年の作品。四作目最終巻。楽しく身を売るお友さんを殺した犯人を見つける新兵衛。このシリーズは敵と戦う時のしぶとさが見所。必殺技を持たない男が戦うシーンが存分に味わえる。2012/02/12